福岡博多解説本文です。

筑前長者原
国道二〇二号線は二又瀬から原町、篠栗、八木山を越えて飯塚へ抜ける。
この道にも歴史がいっぱいつまっている。
四軒屋バス停から西へ約500メートル、篠栗線の裏側に日守神社がある。
日守は夷守とも書き、万葉時代の八世紀、駅家があったと伝えられるところである。
〔メモ〕
東区千早は埋め立て地だが、故事を生かした命名で、そこに歴史が薫る。
新古今集にある「千早振かしひのみやのあや杉は神の御衣木にたてるなりけり」が元になっている。
綾杉だから衣を連想し、「楔ぎ」と懸けたのだ。
千早振るは神(この場合は香椎宮)の枕詞である。
稜杉は香椎宮の神木で、やはり神功皇后の伝説で知られている。